ロード・トゥ・文学フリマ2011-夏05

Welcome to Saturday night aBre！

　どうもお久しぶりです。エンタメ文芸サークルaBreです。みなさんいかがお過ごしでしょうか。前回の《特番》から期間が空いてしまい、申し訳ございません。

　３月11日の震災、みなさんはご無事だったでしょうか。私の生活拠点では震度６弱で被災しましたが、私は大学にいたこともあり、致命的な問題には至りませんでした。aBreメンバーの中には、自室の本棚が倒れて復旧に手間取ったりといった事情が報告されましたが、現在までにaBre次回号に支障を来す報告は受けていません。もっとも、全員返信せよ、として送ったメーリスは何通か帰ってきませんでしたが……。

　個人的なお話しをさせていただきますと、前回の《特番》更新前後にインフルエンザにかかりまして、B型で新型ではなかったのですが、ちょっと更新に穴が開いてしまいました。そして２月末の日曜日、aBreメンバーのひとりが関わった演劇を見に行きたかったのですが、自転車で転倒、両腕を怪我する事故に見舞われて、現在も通院しています（骨は折れておらず、現在は万全ではありませんが普通に動かすことが出来ています）。そして３月にはいったらこの震災……。ここ20年ほどで最もツイてない１ヶ月でした……。私に出来ることは、せめてこの不幸を2011年の幕開けではなく、2010年度の終わりとして断ち切り、前向きになることしかありません。

　さて、aBreのミーティングが本来でしたら本日、予定されていて、そのミーティングの内容を《特番》としてお知らせできるかと思っていたのですが、この震災を受けてミーティングは中止となりました。皆さんに新しくお知らせできる情報は……

　あります。

　今回の文学フリマ、文学フリマの運営陣による震災の迅速な対応もあり、締め切りが引き伸ばされたり、といった事情もありましたが、今回の出展サークルに関しては抽選無し、全応募サークルに出展権利が与えられました。ということで、

　正式に、エンタメ文芸サークルaBre、第十二回文学フリマに正式参戦いたします！

　WoW！　Road to 文学フリマ！！

　文学フリマ出展予定の他サークルの皆さん、一緒に頑張りましょう。恐慌状態に至って、人の心が荒んだ時こそ、文芸の力が人を救えます。芸術が絶えた世界に未来はありません。

　それではみなさん、震災のショックは未だ癒えませんが、手を取り合ってがんばって行きましょう。ひょっとしたら、６日後にこのaBreブログでお会いするかもしれません。その時はどうぞ温かい目で見てやってください。

　　　　それでは、また……。

（記録者：此礼木冨嘉）