新刊レビュー企画のお知らせ
今日はaBreの広報担当こと背川有人より、文フリでの企画のご紹介と、新刊につけて頂いたレビューの話です。
間もなく開催の第十回文学フリマにおいて、我々aBreは、「PLAY-BOX PROJECT」のid:inheroさんこと陸条さんのレビュー企画に参加させて頂いております。
新刊レビュー
- どんな企画なの? 第十回文学フリマにて、T-17「PLAY-BOX PROJECT」というサークルで参加する私たちが、同じく参加なさる皆様方の同人誌を、当日までに何らかの方法で、その一部を受け取り、それを元にレビュー・サークルや同人誌の紹介をさせていただく(私たちのサークルも少しだけでも紹介して欲しいという一種のwin-win関係を狙ってもいますw)、というものです。
- 企画の意図は? 前回の文学フリマを終えたあと、私は「文フリ感想Ust」と称して、全三回、同人誌のレビューを行うという企画をやりました。これもまた比較的好評で、私自身も文学フリマという場所に何かをフィードバックできたと満足ではありました。 しかし、月日が経ち、ふと考え直してみると、「これでいいのか」と思いました。事実、このフィードバックは同人誌の制作者側にしかもたらされてはいないのではないのか、と。文学フリマにおける参加者は、出展者だけではなく、来場者でもあるはずで、だとすると私は(おこがましいといえばそうかもしれませんが)一参加者として、来場者の皆様方にも何らかのフィードバックができるものを行う必要があるのではないかと思ったのです。
『aBre』vol.3からは、此礼木冨嘉『サボテンの咲かない部屋』と背川有人『アッシリア人の書簡』にレビューを付けて頂きました。
陸条さんの両作のレビューは、現在「PLAY-BOX PROJECT」のブログで読むことができます。
→L-11「aBre」 - JOE/PLAYBOX
また、5月23日の文学フリマ会場にて、T-17「PLAY-BOX PROJECT」さんのブースでフリーペーパーとして配布されるようです。
なんとも愛あるレビューをつけて頂いて、光栄の至りです。条さんのレビューは言葉が綺麗で、「作者ではなく読者に読んでほしい」と条さんご自身が語られるように、私もそう願っています。毎日3〜4本ずつ公開中ですので、是非皆さま覗いてみてください。
文学フリマを通じての、良い出会いがありますように。