ショッピングバッグのなかみ(牛濱)
こんにちは。aBreの牛濱知昭です。
好天の続いたGWが明け、今日は自宅に引きこもるつもりです。
「第二十回文学フリマ東京」から5日たちました。
会場より発送した荷物をさきほど受け取り、荷解きをしています。
今回の文フリで購入した品物がすべて、手元にそろいましたので
購入動機などのコメントを挟みつつ、紹介したいと思います。
以下、『タイトル』(第二十回文学フリマ ブース番号・ブース名)
文フリに行ったら新作をチェックしたい
『物語いくつか』(D-31・汽水域)
八月十九日氏による掌編の詰め合わせで、
名刺大のカードに1編ずつプリントされています。
カードは手元に置きたいような
誰かへの贈り物にそっと添えたいような、悩ましい気持ちです。
『若草かおる青い花(帰ってきた青い花8)』(A-30・帰ってきた青い花)
以前の文学フリマで『三十歳(帰ってきた青い花特集号〈通算7号〉)』を購入しました。
テーマにほいほいとつられての購入でしたが、
掲載作品すべてに(すべてにです)うなり、リピーターとなりました。
シンプルでかれんな装丁にもコレクション魂をくすぐられます。
こんな雑誌をつくってみたい、雑誌づくりを学びたい
『京都ジャンクション 第七作品集 勾配』(A-22・京都ジャンクション)
特定のジャンルを定めず、メンバーが書きたい作品を書く、というコンセプトに
学ぼうと思ったことが、まず大きな購入の動機です。
それから「勾配」というテーマの設定に、そこからどう展開するのか
好奇心を刺激されました。
『よいとな 第4号(特集 縞々)』(E-01・よいとな編集部)
とても端正であるなあと思います。
松花堂弁当を前にしたような、うっとりした気持ちになります。
『深海』(C-51・女流文芸サークル【鉄塔】)
活字と写真作品のバランスをお手本にしたい。
前号より小説がボリュームアップしていて、たいへん読み応えがありそうです。
『妄点 vol.8「失われたSFを求めて」』(B-37・大文妄)
「すこしふあんてい」な作品が載っています、とブースにて説明を受けました。
毎回、命を削って印刷・製本を仕上げて参戦していらっしゃるようですが、
そこ含めて安定感あります。
特集テーマ、サークルのコンセプトに惹かれ購入
『Clock vol.9』(ウ-56・文芸サークルclock)
aBreブースにお立ち寄りいただいたご縁で訪問しました。
こちらのサークルは東京理科大学野田キャンパスで活動中。
理系の「文芸部」がどんな作品を書くのかなーという興味から購入にいたりましたが
なんと『理科系の男たち(vol.1)』という
「本誌が理系っぽくないので理系っぽい小説を別冊にした」(意訳)
冊子を無料でつけてくださいました。
『絶対移動中 vol.17 悪い人』(D-52・絶対移動中)
テーマ買いです。
ボリュームもあって、きっとたいへん読み応えがあるに違いない。
『華々』(C-44・鶴見大学文芸部)
この大学に地の縁がありまして、
その興味もあって数号前から新刊を購入しています。
『Zoo 創刊号』(エ-19~20・サイブックス「ZOO」編集部)
ブースで手にとり、冒頭のエッセイにどうにも他人事と思えない何かを感じたので購入しました。
『ミント 創刊号』(E-03・薄禍企画)
創刊号・アンソロジー、そしてがっつり活字に惹かれ購入。
『世界史C』『日本史D』(D-01・史文庫~ふひとふみくら~)
世界史の方に、先輩の寄稿が掲載されるとあって購入にうかがいましたが、
あまりの分厚さになんかそそられてしまって、両方とも購入しました。
『7文字でつながる連作超短編を書こう! 2015』(イ-01~02・雲上回廊)
500文字・50人ができることが気になって。
以上、私のショッピングバッグの中身の公開でした。
aBreブースの売り子をしてみての感想などもブログで公開したいと
考えています。そのときもぜひ覗いてみてください。
購入した品物。とちゅうから配置をあきらめた